2022年2月24日、熊本城ホールにて、2022年度特別公開講座を、対面とリモートのハイブリット形式にて開催いたしました。
　ご登壇いただきましたのは、株式会社ライプニッツ　社外取締役　山口周　様。
曾祖父様が熊本のお酒の香露の酵母を見つけた野白金一氏と、熊本にゆかりがある山口様。
コロナ渦という状況もあり、東京の経営者も地方へ移住することも増えてきた昨今。
「経営者が地方で、スタートアップする際、ネットワークが大事になってくる、熊本創業企業家ネットワークのような場所が発展していくのは、この時代に必要なことである」とおっしゃっていました。
　講座テーマは、『アフターコロナの時代に求められるニュータイプとは』
・正解に価値はないのに、未だに正解を導いているのが今の時代。８割の人が満足している、不満がない時代、正解を見つける力より、問題（ありたい姿と現状のギャップ）を見つける能力が必要。
・成長を遂げている企業は顧客をターゲットにしていない、世の中のペインを解決する会社ではない
・グローバル×ニッチ　という新しいポジショニングの登場
・良いアイデア名がないという経営者の嘆きの不遜さ、ドストライクのアイデアが目の前を素通りしている現実
等々、この記事では収まらない多様な内容の学びがありました。

　講座後には、当会員を交えてのパネルディスカッションがありました。3名の当会員は、山口様の将来のビジョンを伺ったり、グローバル・ニッチを目指していきたい意気込みを語ったり、現在の事業の詰まりを解決するためのコンサルを受けたりと、普段は直接の交流ができない山口様とのとても貴重な時間を、話を、アドバイスを熊本にいながら得ることができました。

　
　次回、3月8日の例会の講師は、熊本出身、世界的デザイナーの田山 淳朗 様。講座のテーマは『「感性（ソフト）の力」DX(デジタルトランスフォーメーション)からHX(ヒューマニティトランスフォーメーション)の時代へ～HXを生き行くには感性の広がりとレベルアップが必要不可欠』
DXの発展後後にやってくるであろう、デジタルとアナログ、ヒューマンの境界線がない、融合された時代をどう迎えるか。熊本県内の経営者、将来独立希望の学生は、初回は無料で講座を受けることができます。詳細は、下記ページをご覧ください。

「感性（ソフト）の力」～DX(デジタルトランスフォーメーション)からHX(ヒューマニティトランスフォーメーション)の時代へ　HXを生き行くには感性の広がりとレベルアップが必要不可欠～