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月例会報告 2021.11.15

2021年度11月度の例会を開催いたしました

2021年11月9日(火)11月度の月例会を熊本城ホールにて、今回も会場とオンライン同時に開催致しました。

今月の例会は、Clearnoteを日本、タイ、台湾、インドネシアに展開し、
各国で最も多くの学生に使われる学習サービスに成長させ、
コクヨ株式会社への株式売却によるエグジットを実現させた
株式会社CLEARNOTE 代表取締役新井豪一郎様にご講演いただきました。
世界に誇れるLearn Techを目指し起業、国内シェアトップを誇るコクヨ株式会社と共同事業を図ることで
さらなる事業展開をしていく戦略を体現した新井氏の経験から、経営戦略をリアルに学ぶことができました。

団体理事、東証1部上場企業の創業者の本郷が経営について学び直す「本郷塾」も開催。
第3回目のテーマは「経営・ビジョン・ミッションとドラッカー5つの質問」
事業モデルは遅かれ早かれ陳腐化すると警鐘を鳴らし、
ドラッカーが提示する「使命・顧客・価値・成果・計画」の5つの質問を、自らの事業に照らし合わせ
絶えず顧客を創造していくことの重要さに改めて気づかされた時間でした。

12月の例会は講師にネイチャー生活倶楽部 垂見和子氏をお招きいたします。
テーマ:生業は 心豊かな暮らしと、地球すべてのために――
遅すぎたSDGs―193ヵ国
転換できない政治・行政、先手は民間産業・生活者の手に!

映画「MINAMATA」を観ました。
ジョニーデップが伝説の写真家の遺志を継いで世界に伝えています。
そこには病ではない、
暮らしの中のMINAMATAが描かれ心の底から涙がにじみ出てくる
最後には今も続く公害・戦争被害が字幕で次々と~。
発生から認定までの遅さ~対応は下水処理という対処療法。
MINAMATAから65年、人は学んだのでしょうか。変わったのでしょうか。
私には技術・経済成長という名のもとで逆にエスカレートしているように思えます。
地球、そして地球のあらゆるものを人類が吸い取ってしまう。
弱い人々の存在も吸い取ってしまう。
まさにティッピング・ポイント! もう遅い。
でもこれからを生きる人々は未来を見ています。
明るい未来を創造・発想できるか、生業にできるか。
産業界の在り方、特にリーダーの在り方が未来を創ります。
皆さまとともに考える機会になることを願います。